高齢者が運動するメリットやおすすめの運動など役立つ情報をご紹介します。いつまでも若々しくいたい方はぜひ当サイトを参考にしてくださいね。
ウォーキングは病気の予防に役立ちます。特に効果が見込めるのは生活習慣病予防ですね。不規則な生活や食事、運動不足などの生活習慣が原因で発症するものです。過剰にエネルギーを摂取しているにもかかわらず運動量が少ないと肥満になり、高血圧や糖尿病などの重大な疾患を引き起こします。生活習慣病予防のためには適度に運動して脂肪を燃焼しなければなりません。そこでおすすめなのがウォーキング。特殊な道具や準備を必要とせず気軽に始められますよ。
また、食事は適切で肥満になっていない人でも、ロコモティブシンドロームやサルコペニアに注意しなければなりません。いわゆる運動器症候群や身体機能の低下を指す言葉ですが、これらを予防するためにもウォーキングは効果的ですよ。
ウォーキングには精神的なメリットもあります。高齢者はすでに仕事をリタイアして子育てなども落ち着いており、外出する機会が減ります。そのため、積極的に外出する機会を持たなければなりません。ウォーキングをして外の空気を浴びれば気分がリフレッシュします。ウォーキングは有酸素運動であり、アルファ波を増幅する効果があります。歩いている最中に何か面白いアイディアを思いつくこともあるかもしれませんね。筋肉が刺激されることで成長ホルモンが分泌し、脳内の神経細胞に良い影響を与えます。そのため、認知症予防にも効果が見込めますよ。
また、人とコミュニケーションを取る機会が増えます。近隣の方と挨拶をしたり、ウォーキング仲間を作ったりすることで交流が生まれ、日々の生活が豊かになります。
まず歩くフォームですが、無理のない範囲で大股にしてください。最初は小さい歩幅から始めて、慣れてきたら徐々に大股にしていく方法でも構いません。かかとから着地して、蹴り出す時はかかとからつま先へ体重移動するイメージを持ちましょう。そして最後につま先全体で地面を蹴ります。また、脚だけでなく腕の動きも大切ですよ。肘を曲げてしっかり後ろに引きましょう。そうすることで背筋が伸び、肩甲骨の可動域が広がります。
特殊な道具は必要ありませんが、歩きにくい服装は避けるべきです。ウォーキングシューズを買っておくと良いでしょう。日焼け止め防止のために、帽子や長袖のシャツがあるとより良いですね。太陽の光は気持ち良いですが、浴びすぎると危険なのでしっかり対策しておきましょう。できるだけ荷物はコンパクトにまとめたいところですが、水分補給のための飲み物、タオル、携帯電話などは必ず持ち運ぶようにしてくださいね。特に重要なのはこまめな水分補給です。