高齢者が運動するメリットやおすすめの運動など役立つ情報をご紹介します。いつまでも若々しくいたい方はぜひ当サイトを参考にしてくださいね。
運動はとても良いことですが、体調がすぐれない時には避けましょうね。「発熱」「下痢」「動悸・息切れ」「強い疲労感」「睡眠不足」など、いずれかが当てはまるならお休みしてください。また、運動中の水分補給は忘れずに。喉が渇く前に水分補給をすると良いですよ。特に高齢者は脱水症状に陥りやすいので注意してくださいね。
正しいフォームで運動することも大切です。ウォーキングなどは正しいフォームで行わないと身体を痛めてしまいます。準備運動も忘れずに、運動が終わった後はクールダウンの時間を設けてくださいね。急に運動を始めたり、いきなり止めたりすると身体に悪影響です。徐々に運動量を上げて、そして下げていくことが大切ですよ。
なによりも重要なのが、適度な運動量で取り組むことです。肩で息をするくらい激しい運動や大量に汗をかく運動は当然ながら負荷が大きく、怪我のリスクが高まります。それに、最初から激しい運動をしても結局長続きしませんよね?無理のない範囲で、楽しみながら運動することが大切です。毎日少しずつでも取り組めるような運動が良いでしょう。
上記で述べたのは、運動する高齢者本人が注意すべき点です。次に、周囲の人が注意すべき点をご紹介します。介護職の人にも役立つ知識なので参考にしてくださいね。
まずは血圧異常の有無を確認してください。血圧には「絶対除外基準」と呼ばれる数値があり、最低血圧110mmHg以下、最高血圧180mmHg以上の場合は運動をしてはいけません。極端に低血圧・高血圧の状態で運動すると、命に関わる疾患を引き起こす可能性があります。「薬を飲めば大丈夫」と思っている高齢者もいますが、非常に危険なので周囲が止めるようにしましょうね。
また、発熱や下痢の有無について、周囲の人も確認するようにしてください。体調が悪い時に運動をしたがる人は少ないですが、だからといって確認を怠ってはいけませんよ。例えば、前から楽しみにしていた地域のイベントの時に、多少体調がすぐれなくても本人は参加したがるかもしれないですよね?そういった時でも周囲がしっかり確認して、無理をさせないようにしましょうね。
高齢者本人から何らかの不快感が身体に生じているという訴えがあった時にも運動を止めてください。「何となくだるい」といった抽象的な言葉でも止めた方が良いでしょう。上手に表現できていないだけで、本当は重篤な状態かもしれませんよ。リハビリが嫌で嘘をついている可能性もありますが、それでも健康第一を意識して取り組むことが大切です。