高齢者が運動不足になるとどんな悪影響があるの?

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高齢者が運動するメリットやおすすめの運動など役立つ情報をご紹介します。いつまでも若々しくいたい方はぜひ当サイトを参考にしてくださいね。

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運動不足が招く悪影響

運動不足が招く悪影響

高齢者だからこそ

「高齢者になってから運動すると怪我をするんじゃ?」といった心配をされる方も多いかと思います。もちろん、過度な運動は怪我をするリスクが高くなりますが、適度な運動ならむしろ体力が上がり健康を維持することができるんです。無理なく運動を続けることで筋力がつくだけでなく、呼吸器系の機能も向上しますよ。また、免疫力もつくので病気になりづらいといった効果も見込めますね。骨折の原因となる骨粗鬆症や重大な疾患を引き起こす生活習慣病の予防にも効果があるので、高齢者こそ運動をした方が良いのです。

フレイルに陥るリスク

運動不足が招く悪影響として挙げられるのが「フレイル」です。フレイルを日本語に訳すと「虚弱」「老衰」「衰弱」「脆弱」などの意味になります。健康的な状態から要介護状態に至るまでの状況を指しており、具体的には移動能力や筋力、バランス感覚、認知機能、持久力、栄養状態などの要素が挙げられます。運動不足になるとフレイルに陥るリスクが高まり、健康的な生活を維持することが難しくなるんです。
しかし、適切に対処すればフレイルは防げますし、再び健康な状態に戻ることも可能ですよ。厚生労働省でもあらゆる取り組みを推進しており、フレイム対策のためのモデル事業を行っています。

バランスが大切

これまで、高齢者の身体の状態を表す際は「サルコペニア(筋肉に関すること)」「ロコモティブシンドローム(運動器に関すること)」などの言葉が用いられていました。介護職として働いている方はなじみ深い言葉かもしれませんね。フレイルは、これらの言葉よりも広範囲に適応しており、高齢者が要介護状態にならないためにあらゆる角度から生活習慣を見直す必要があります。
人の生活はあらゆる要素がバランス良く保たれることで成立します。環境の変化によって体調を崩すこともありますし、食事が疎かになれば低栄養状態に陥り病気に罹るリスクが高まります。運動ができなくなれば身体機能が低下し、日常生活の動作すらままならなくなってしまいますよね?より包括的に健康を維持するためにはあらゆる要素を加味しなければなりません。その中で、運動は非常に重要な役割を担います。

まとめ

フレイルは健康な状態と要介護状態の中間ラインを意味します。精神状態や社会参加の有無だけでなく、身体機能など広範囲に適応されるため、それらを適切なバランスで保たなければなりません。栄養満点の食事を摂っているからといって健康を維持できるわけではありません。それと同時に身体機能を維持・向上するための運動も必要なんですね。

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